1400年の時を超えて、人々の心を魅了し続ける浅草。
雷門の朱色の提灯が揺れる仲見世通りを歩けば、そこはまるでタイムスリップしたかのような世界。
そんな浅草の歴史やおすすめのスポットをご紹介します。伝統とモダンが融合する街で、あなただけの物語を探しに行きましょう。
浅草のシンボル、雷門
浅草の顔ともいえる雷門。朱色の大きな提灯が印象的な、誰もが一度は目にしたことがある光景でしょう。雷門は、浅草寺の総門であり、風神と雷神が睨みを利かせて立っている姿は、訪れる人々を圧倒します。東京観光の定番スポットでもあり、写真撮影にぴったり。撮影中の旅行者の方々も多く見かけます。大人女子の皆さんも恥ずかしがらずに特別な思い出を残しましょう。
雷門の歴史は古く、江戸時代から人々に親しまれてきました。現在の雷門は、1960年に再建されたもので、松下電器産業(現パナソニック)社長 松下幸之助氏によって寄贈されたものです。雷門をくぐると、そこには浅草寺へと続く仲見世通りが広がります。
活気あふれる仲見世通り
雷門をくぐり抜けると、そこは活気に満ちた仲見世通り。両側に軒を連ねる土産物屋や飲食店は、江戸時代から続く伝統を受け継ぎながら、現代のニーズに合わせて進化し続けています。仲見世通りを歩けば、甘味処で休憩したり、揚げまんじゅうや人形焼きなどの食べ歩きを楽しんだり、お土産を探したりと、五感を刺激される体験が待っています。
通りの両側には、浅草寺の歴史や文化に関する情報が書かれた看板も設置されており、歩きながら浅草の歴史に触れることができます。
浅草寺の荘厳な世界
仲見世通りをしばらく歩くと、門の両端に置かれた仁王像が印象的な、宝蔵門が見えてきます。宝蔵門には仁王像だけでなく、魔除けとなる大きなわらじが設置されているのも見どころの一つです。宝蔵門をくぐり抜けると、浅草寺の本堂が見えてきます。浅草寺は、隅田川で漁をしていた兄弟が偶然見つけた仏像を祀ったのが始まりとされ、628年に創建された日本最古の寺の一つです。
浅草寺の歴史とご利益 ~恋愛成就や商売繁盛祈願のパワースポット~
現在の本堂は、昭和33年(1958)に再建されたもので、旧本堂は昭和20年(1945)の東京大空襲で焼失しています。東京大空襲後の復興は、信徒の方々や地域住民の悲願が叶ったとされており、歴史を知ることでより深く荘厳な雰囲気を感じられることでしょう。本堂内には、本尊の聖観音菩薩像が安置されており、多くの人々が手を合わせ、願いを込めています。
浅草寺本堂の観音様のご利益は所願成就と言われていますが、特に縁結びにご利益があるともされています。良縁を求める人々や、夫婦円満を願う人々が多く訪れています。また、商売繁盛や厄除けのご利益もあるため、ビジネスマンや受験生からも信仰を集めています。浅草寺は、東京観光の際にぜひ訪れていただきたいパワースポットの一つです。
浅草寺の境内には、本堂のほかにも複数のお堂や像が祀られており、あたなの願いに合わせて参拝できるのも魅力です。あなたの願いについて、改めて考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
伝統的な文化と現代の屋形船を楽しむ ~晴海屋あかね~
浅草観光の思い出をさらに特別なものにするなら、屋形船でのクルーズはいかがでしょうか。屋形船は、江戸時代から続く東京の伝統的な文化の一つです。かつては、武士や豪商たちが宴を楽しむために利用していました。隅田川をゆったりと流れながら、東京の街並みを眺めるのは格別です。
晴海屋あかねの屋形船は、その歴史と伝統を受け継ぎ、現代に合ったサービスを提供しています。船内はモダンで洗練された空間で、四季折々の美しい景色を眺めながら、江戸前寿司や天ぷらなど、東京の味覚を堪能することができます。
浅草を訪れた際は、東京の歴史と文化に触れられる晴海屋あかねの屋形船で、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
▼浮かぶ料亭 晴海屋あかねの詳細をみる
https://www.harumiya.co.jp/akane/